言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2010'07.21.Wed
モモの舞台が見たい!馬場とかひまわりとかはええわ、モモの!舞台!エンデの!モモ!銀河鉄道は大阪来てたけど、モモは……エンデ……モモ……(´・ω・`)
小ネタ書きました。ハイスコア新刊の誰かがふたりいたら、のネタが面白かったので、光様のお誕生日は何もできなかった代わりを。代わりにもなってないけど。
なんも練らず思いつくまましゃべらせただけなのでオチもなんもない。あとセリフばっかで誰のだかわかんないセリフもありますが、そういうセリフは別に誰が言っててもいいのでそんなことになってます。何ちゅーか、地の文挟むとテンポが狂う。
そんながっかりクオリティです。ファーストフード店での会話。
後で覚えてたらたたみます↓
「謙也先輩、俺がふたりおったらどうします?」
「へ?双子ってこと?」
「双子っていうか、分身みたいな」
「光みたいなふてこいのふたりもいらんわ」
「ユウジ先輩には聞いてませーん」
読んでいた漫画を閉じて、財前はユウジを手振りで追い払う。謙也はそれを見ながら考えた。
「……うわ、謙也なんかにやついとるし。きっしょ!」
「だ、だって光がふたりおるんやろ!?何それハーレムやん!両側からぎゅってしてもらう!」
「キモい!キモい!」
「ほなユウジはどうやねん!小春がふたりおったら!」
「どうも何も、今まで通り全身で愛すだけや」
「ユウジ先輩の取り合い始めたらどうします?」
「ふたりおったって優しい小春がそんなしょーもないことするわけないやろ」
「ああ……」
「……取り合いか…………」
「後からにやにやすんなむっつり」
「しっ、してへんわアホ!謙也に言われたないし!」
「謙也先輩は?ふたりの俺が謙也先輩の取り合い始めたらどうします?」
「え~?だってどっちも光なんやろ~?」
「3Pできますねぇ」
「ブッ」
ユウジが飲み物を吹き出し、隣の財前が顔をしかめる。むせながらユウジは財前を睨みつけた。ファーストフード店での話題ではない。
「謙也先輩どうします?どっちに先に入れます?」
「やめてぇぇぇ」
耳まで真っ赤にして謙也はテーブルにつっぷした。今更何照れてんねん、財前は鼻で笑ってテーブルの下で足を伸ばす。靴同士がぶつかっただけなのに謙也は肩を跳ね上げ、それに満足した財前はユウジに紙ナプキンを渡してやった。
「ほ、ほな光はどうやねん。謙也がふたりおったら」
「……謙也先輩がふたり、ねぇ……俺筋トレした方がええかな」
「体力が関わらん部分の話を考えてもろてええかなぁ」
「ああすいません魔法使い予備群の前で」
「いちいち腹立つやっちゃな……」
財前は黙り込んで謙也を見る。静かさに恐る恐る顔を上げた謙也と目が合って、諦めたように笑いを漏らした。
「ふたりも捕まえとくの大変やけど、この人が他の誰かとおるん見たないしな。まあ適当に頑張りますわ」
「光……!」
「感動するとこやったかな」
「ユウジは黙ってて!俺は今幸せやねんごめんやけど俺は今幸せやねん!」
「俺が不幸せみたいな言い方すんな!」
「自分らうるさいで、迷惑やろ」
トレーを手に白石が戻ってきた。追加注文を受け取りながら財前が謙也先輩がふたりおったら大変やなって話、と適当な説明をする。にやにやしている謙也をソファー席の奥に押しやり、白石はその隣に座った。横目で謙也を見ながらアイスティーの蓋を開ける。
「謙也がふたりねぇ、絶対いらんな」
「なんでやねん!俺と俺でダブルスしたら凄いで~!」
「かっこお笑いテニス的な意味で」
「ちゃうわ!スーパーテニスや!」
「かっこお笑いテニス的な意味で」
「ほな俺がふたりおったら?」
白石が謙也を遮った。人差し指を頬に当てて首を傾げてみせる白石に、ユウジは眉をひそめて無言で返す。
「ふたりどころか半分ぐらいでええっすわ」
「え~!謙也ふたりより役に立つでぇ」
「いやいいっすわ。うるさいし」
「ええもん、帰ったらつーちゃんに聞いてみるもん」
「ユウジ先輩がふたりおったらどうなりますかね」
「何それ、俺漫才もできるとか天才やな」
「小春先輩を巡る醜い争いが見れるわけですね、わかります」
「「ああ……」」
「3-2そろって残念そうな顔すんな!」
「やっぱ一番ええのは光がふたりやろ!」
「財前がふたりおったらさぁ、謙也小遣い足りんくなるな」
「えっ」
「ああ……ほな謙也先輩と遊ぶ時間も減りますねえ」
「単価は下げへんの?」
「俺への愛ってその程度なんすか?」
「じゃあしゃーないから白石部長が片方面倒見たるわ」
「ほな不束ものですがよろしくお願いします」
「お手柔らかに」
「やめてぇぇぇ!ふたりとも俺のもんや!」
にこりと笑い合う白石と光に取り乱し、謙也は白石をソファーから追い出す。嫌そうな顔もせずにさっと立ち上がった白石は、ほな俺はこっちの財前を、と手を差し出した。あほー!と謙也がその手を叩き落とす。
「どんな手使ったってどんなにしんどくたってどんなに金かかったってふたりの光は俺のもんや!」
「謙也先輩……」
「光っ!」
「ほんま気持ち悪いですね」
「なんで!?」
「さー帰ろか、笑点始まるわ」
「うわ、俺この時間から帰ったら見られへんやん。白石んちで見るわ」
「ほな俺もそっち行きますわ」
「光様は今日俺んちやろ!ちゃんとケーキ予約したし!貰いに行って帰ろ!」
「え~、どうしよっかな~」
「お願いやから一緒に帰って下さい!」
「なんで?」
「光様のお誕生日のお祝いしたいんです!ふたりきりでいちゃいちゃしたいんです!」
「幸せにしてくれる?」
「しますッ!」
「じゃあ行きます」
「捨ててくるッ」
トレイを掴んで謙也はテーブルを離れた。にやにやしている財前を横目に、悪趣味、ユウジが呟く。
「謙也先輩もアホですよねぇ、俺十分幸せやのにぃ。これ以上どうやって幸せにしてくれるんでしょうねぇ」
謙也が戻るまでに腰を上げる。分別もせずに全てを一度に捨てている謙也を横目に見て財前は笑った。戻ってきた謙也にバッグを差し出すと黙って受け取る。簡単に受け取るが、部活の道具一式に加え教科書類も入っているそれが軽いはずがない。
「えげつなぁ」
「俺は今日お姫様やねん」
はよ帰ろ、手を引かれるままに財前は謙也と店を出ていく。アホらし、なんやったん。ユウジの言葉に白石はさぁな、と気のない返事をした。
「お姫様通り越して女王様やんけ」
「ふたりとも幸せなんやからあれでええんやろ」
オチないよ!
小ネタ書きました。ハイスコア新刊の誰かがふたりいたら、のネタが面白かったので、光様のお誕生日は何もできなかった代わりを。代わりにもなってないけど。
なんも練らず思いつくまましゃべらせただけなのでオチもなんもない。あとセリフばっかで誰のだかわかんないセリフもありますが、そういうセリフは別に誰が言っててもいいのでそんなことになってます。何ちゅーか、地の文挟むとテンポが狂う。
そんながっかりクオリティです。ファーストフード店での会話。
後で覚えてたらたたみます↓
「謙也先輩、俺がふたりおったらどうします?」
「へ?双子ってこと?」
「双子っていうか、分身みたいな」
「光みたいなふてこいのふたりもいらんわ」
「ユウジ先輩には聞いてませーん」
読んでいた漫画を閉じて、財前はユウジを手振りで追い払う。謙也はそれを見ながら考えた。
「……うわ、謙也なんかにやついとるし。きっしょ!」
「だ、だって光がふたりおるんやろ!?何それハーレムやん!両側からぎゅってしてもらう!」
「キモい!キモい!」
「ほなユウジはどうやねん!小春がふたりおったら!」
「どうも何も、今まで通り全身で愛すだけや」
「ユウジ先輩の取り合い始めたらどうします?」
「ふたりおったって優しい小春がそんなしょーもないことするわけないやろ」
「ああ……」
「……取り合いか…………」
「後からにやにやすんなむっつり」
「しっ、してへんわアホ!謙也に言われたないし!」
「謙也先輩は?ふたりの俺が謙也先輩の取り合い始めたらどうします?」
「え~?だってどっちも光なんやろ~?」
「3Pできますねぇ」
「ブッ」
ユウジが飲み物を吹き出し、隣の財前が顔をしかめる。むせながらユウジは財前を睨みつけた。ファーストフード店での話題ではない。
「謙也先輩どうします?どっちに先に入れます?」
「やめてぇぇぇ」
耳まで真っ赤にして謙也はテーブルにつっぷした。今更何照れてんねん、財前は鼻で笑ってテーブルの下で足を伸ばす。靴同士がぶつかっただけなのに謙也は肩を跳ね上げ、それに満足した財前はユウジに紙ナプキンを渡してやった。
「ほ、ほな光はどうやねん。謙也がふたりおったら」
「……謙也先輩がふたり、ねぇ……俺筋トレした方がええかな」
「体力が関わらん部分の話を考えてもろてええかなぁ」
「ああすいません魔法使い予備群の前で」
「いちいち腹立つやっちゃな……」
財前は黙り込んで謙也を見る。静かさに恐る恐る顔を上げた謙也と目が合って、諦めたように笑いを漏らした。
「ふたりも捕まえとくの大変やけど、この人が他の誰かとおるん見たないしな。まあ適当に頑張りますわ」
「光……!」
「感動するとこやったかな」
「ユウジは黙ってて!俺は今幸せやねんごめんやけど俺は今幸せやねん!」
「俺が不幸せみたいな言い方すんな!」
「自分らうるさいで、迷惑やろ」
トレーを手に白石が戻ってきた。追加注文を受け取りながら財前が謙也先輩がふたりおったら大変やなって話、と適当な説明をする。にやにやしている謙也をソファー席の奥に押しやり、白石はその隣に座った。横目で謙也を見ながらアイスティーの蓋を開ける。
「謙也がふたりねぇ、絶対いらんな」
「なんでやねん!俺と俺でダブルスしたら凄いで~!」
「かっこお笑いテニス的な意味で」
「ちゃうわ!スーパーテニスや!」
「かっこお笑いテニス的な意味で」
「ほな俺がふたりおったら?」
白石が謙也を遮った。人差し指を頬に当てて首を傾げてみせる白石に、ユウジは眉をひそめて無言で返す。
「ふたりどころか半分ぐらいでええっすわ」
「え~!謙也ふたりより役に立つでぇ」
「いやいいっすわ。うるさいし」
「ええもん、帰ったらつーちゃんに聞いてみるもん」
「ユウジ先輩がふたりおったらどうなりますかね」
「何それ、俺漫才もできるとか天才やな」
「小春先輩を巡る醜い争いが見れるわけですね、わかります」
「「ああ……」」
「3-2そろって残念そうな顔すんな!」
「やっぱ一番ええのは光がふたりやろ!」
「財前がふたりおったらさぁ、謙也小遣い足りんくなるな」
「えっ」
「ああ……ほな謙也先輩と遊ぶ時間も減りますねえ」
「単価は下げへんの?」
「俺への愛ってその程度なんすか?」
「じゃあしゃーないから白石部長が片方面倒見たるわ」
「ほな不束ものですがよろしくお願いします」
「お手柔らかに」
「やめてぇぇぇ!ふたりとも俺のもんや!」
にこりと笑い合う白石と光に取り乱し、謙也は白石をソファーから追い出す。嫌そうな顔もせずにさっと立ち上がった白石は、ほな俺はこっちの財前を、と手を差し出した。あほー!と謙也がその手を叩き落とす。
「どんな手使ったってどんなにしんどくたってどんなに金かかったってふたりの光は俺のもんや!」
「謙也先輩……」
「光っ!」
「ほんま気持ち悪いですね」
「なんで!?」
「さー帰ろか、笑点始まるわ」
「うわ、俺この時間から帰ったら見られへんやん。白石んちで見るわ」
「ほな俺もそっち行きますわ」
「光様は今日俺んちやろ!ちゃんとケーキ予約したし!貰いに行って帰ろ!」
「え~、どうしよっかな~」
「お願いやから一緒に帰って下さい!」
「なんで?」
「光様のお誕生日のお祝いしたいんです!ふたりきりでいちゃいちゃしたいんです!」
「幸せにしてくれる?」
「しますッ!」
「じゃあ行きます」
「捨ててくるッ」
トレイを掴んで謙也はテーブルを離れた。にやにやしている財前を横目に、悪趣味、ユウジが呟く。
「謙也先輩もアホですよねぇ、俺十分幸せやのにぃ。これ以上どうやって幸せにしてくれるんでしょうねぇ」
謙也が戻るまでに腰を上げる。分別もせずに全てを一度に捨てている謙也を横目に見て財前は笑った。戻ってきた謙也にバッグを差し出すと黙って受け取る。簡単に受け取るが、部活の道具一式に加え教科書類も入っているそれが軽いはずがない。
「えげつなぁ」
「俺は今日お姫様やねん」
はよ帰ろ、手を引かれるままに財前は謙也と店を出ていく。アホらし、なんやったん。ユウジの言葉に白石はさぁな、と気のない返事をした。
「お姫様通り越して女王様やんけ」
「ふたりとも幸せなんやからあれでええんやろ」
オチないよ!
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