言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2009'04.12.Sun
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「小春はやっぱすごいなあ」
「そんなことあれへんよ。ユウくんのものまねやって誰もができることちゃうで」
「やー、俺のは練習次第やし。俺好きなことしかできひんもん」
「勉強?」
「ふふ」
ああ、また家で怒られたのだろう。いたずらっぽく笑って誤魔化すけれど、彼の親はそれで誤魔化されるほど甘くない。きっと彼がテニスで結果を出していなければ部活など入れずに、塾通いをさせられていただろう。だから金色は彼がテニスに出会ったことに感謝している。きっと一氏がいなければテニスは趣味で終わっていて、中学では適当に将棋部などに入って誤魔化していたに違いない。
「あー、んで、どこまでやったんやっけ。俺もーほんま、小春とダブルス組めるんめっちゃ嬉しいわ、どっからそんなにネタ出てくるん?」
「いえいえ、ユウくんの出してくるネタには負けますわ」
ネタ帳を繰って笑う一氏が眩しく見えるときがある。生き生きとした笑顔にどぎまぎするのを彼はネタだと思っているからそのままでいい。擬似的に恋人ごっこをするので精一杯なのだ、これ以上何も望めない。
「あ!」
「今度は何を思いついたのかしら?」
「全国で最後の試合、まー多分決勝やろうけど?終わった瞬間に俺と小春が別れたらおもろいんちゃう?」
「……はい?」
「やったで小春、優勝や~って感じで俺が抱きつきに行くのを小春が冷たくすんねん。今までいちゃいちゃしとったのに試合が終わった途端夫婦解散や。ビジネスライクで小春かっこええんちゃう?」
「……いらんのちゃう?」
「わらかすのウチのやつらだけちゃうからな~、ドンドンわらかしたらな」
確かに面白くはあるだろう。一氏は声に演技力があるから、きっと金色の言葉を拾って面白くする。それでも
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