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言い訳置き場

言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。

2025'01.19.Sun
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2008'07.16.Wed
はたちのおなごのブン太ちゃんがおなにーするのをまどごしにながめながらおなにーするねんきのはいったひきこもりのにおう、の話。仁王と言いながらただの男。仁王にならなかった。

嘘偽りなくこの説明しかできないえろですすいませんマジで。











そこで見てて。

たったそれだけのメール本文につばを飲み込む。しかしもう口の中は乾いていて、のどぼとけが動いただけになった。誰に聞かれるわけでもないが荒い息を殺し、ゆっくり窓に近づいてカーテンを開ける。

窓の向こう、隣の家には数ヶ月前越してきた家族が住んでいた。優しそうな夫婦に、長女、ふたりの弟。
家と家の間に一応ある境のブロック塀分の間隔を開けて、そこにも部屋があった。その部屋の住人はしばらくこっちを見ていたが、深夜、明かりのないこっちの部屋の様子は見えないようで、あきらめたように腰に手を当てる。
──丸井、ブン太。二十歳だと聞いた。赤く染めた短い髪は風呂上がりなのか濡れていて、髪から落ちた滴が彼女の谷間を滑る。タンクトップ一枚の上半身、下半身は丈の長さに隠れて見えないが、おそらく下着だけだ。つんと立った乳首がわかる。

これから起きる事態を予測して、早くも体は興奮している。しばらくこっちを見ていたブン太はやがて笑った。目を細め、小さな舌で唇を舐めて、タンクトップを脱ぎ捨てた。豊満な乳房が揺れて露わになる。触れたことはないあの体は、時々こうして惑わせた。
薄い布でしかない下半身に残るものも脱いで、見せつけるかのようにぽとりと落とす。──否、見せつけている、のだ。体中の血が巡る。窓に手をついて真っ正面から体を向けた彼女は完璧だった。いろんなもので女の裸を見たことがあっても、この体が何より熱を呼び起こす。

彼女は窓に寄せられたベッドの上にいるので、膝立ちになればほぼ全身見える。下生えに隠れた秘所だけは見えたことがない。ベビーピンクの爪を翻して白い手が乳房を掴み、熟れた乳首を指先が転がす。そっと窓から離れた手はへそを撫で、下がり、指先が潜る。天井を仰いでのどを震わせるその表情と、絶えず体を攻め始めた手つきと、どちらを見ればいいのかわからない。
どちらにしても気持ちは高ぶり、もどかしくなってスウェットも下着も下げると股間のものは既に立ち上がっていた。視線は外さないまま本能に任せて抜く。

舐めた指先が乳首を摘む。爪と同じ甘そうなピンクだ。薄く開いた唇はきっと何もつけていないはずなのに赤く誘う。そのうち彼女が取り上げたのは、男性器を模したオモチャだ。初めて使うものに思わず身を乗り出すと窓に頭をぶつけた。呼吸で窓が曇る。
もっと人工的なピンク色のゴムが妙に鮮やかで、釘付けになっていると唇がそれをくわえた。どくんと体が熱くなる。先走りが手を濡らした。自慰をしながらバイブを舐めている彼女の姿は夜の中に浮き上がり、耐えきれずに射精する。それでも熱はおさまらない。構わず握り続けた。赤い舌がそれを舐めるのを、まるで自分がされているかのように錯覚する。

確認するかのようにブン太はこっちを見て、濡れたゴムの先で胸を突いた。弾力のある肉は柔らかくそれを押し返す。息を飲んだのが見えたかのようなタイミングで笑い、バイブを下ろし、茂みに埋めた。表情が物語るものは快楽で、それは、そこに受け入れることは初めてではないと知らしめる。女を知らない自身を握り、犬のように荒い呼吸を繰り返す自分が滑稽だった。

バイブはゆっくり抜き差しされ、体を支えるために腕を窓に預けた彼女の汗は光っていて、その様子に見入っているとブン太の様子が変わった。背中が反って、太ももが震えている。一度抜けたバイブが動いているのが見えた。虫のような動きで再びブン太の中に埋め込まれ、それを抜き差しする動きが早くなった。眉をひそめたその表情に目を遣り、張りつめた自分の性器も動きに合わせるように擦る。あっさりと絶頂は迫った。

「ッ……ブン太ッ!」

久しぶりに聞く自分の声は裏返り、手の中の愚息は跳ねて欲を吐き出す。顔を上げるとブン太も座り込んでしまっていて、濡れて光るバイブを持ち上げてただ眺めていた。窓の外に目を遣り、バイブを置いたと思うと窓を開けて上半身を乗り出した。ぷるんと揺れた乳房に、また汗をかく。
夜風に流れる髪をかき上げ、汗ばんだ額が露わになった。じっとこっちを見ている。

あのときもそうだった。こっそり覗いていたつもりで目が合ったあの日。一瞬怒りを見せたあと、ブン太はスケッチブックにでかでかとメールアドレスを書いて見せたのだ。警戒しながらも空でメールを送った日から、時々こうして彼女の自慰を見せられる。見せろと言われたこともあった。

でも窓が開けられたのは初めてだった。昼間は別だが、こんな行為のあと、ブン太はいつも笑ってカーテンを閉じるだけだったのに。

衝動に駆られてもう何年も開けていない窓を開けた。こちらの姿を見留めてブン太は笑う。

「ブ」
「雅治ちゃんおやすみ!」

チュッと投げキスを飛ばし、にっこりと笑ってブン太は窓を閉めた。カーテンを引かれた向こうで、服を着るブン太のシルエットが見える。

初めて声を聞いた。完全に子ども扱いの、からかう声だった。それでも、見ているだけだった唇が、自分の名をつむいだ。呆然としながらも夜風に当てられて寒気がし、我に返って窓を閉める。手を汚した精液を拭っていると窓にまで飛んでいるのに気づいてうんざりした。

どうしよう、と、考えても仕方のないことなのだが。
欲しくなる。自分に痴態をさらすあの人を、柔らかくて甘そうなあの体を。こんな窓越しじゃなく、抱きしめたい。
もう何年も家から出ていないのに、女ひとりで。

翌朝、窓から見える道を歩いて行くブン太が見えた。昨夜の様子など誰も想像できないような健康的な姿で、笑顔で挨拶を交わして近所の人とすれ違う。
一瞬、こっちを見た。見られていることに気づいて、その刹那だけ夜の顔を見せた。




-----------
殴ってくれてかまわない。
なんか……何を考えてたのかな、わたしは。
仁王はガチで2、3年引きこもってて高校生ぐらいで、ブン太は大学生ぐらいで年上がいい。

豊満な乳房って書きたかっただけとの説もあります。雅治ちゃんと言わせたかっただけとの説もあります。なんて無駄なえろだ。
こいつらがセックスすることになったら完全に仁王は弄ばれます。ケツまでいじられそうです。

若干続きを考えてしまってたちが悪い。学校行ったらご褒美にえっちしてあげる的な続き。最終的にブン太は普通に結婚していなくなる感じで。また別れんのかよ!
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