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言い訳置き場

言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。

2025'01.19.Sun
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2008'07.14.Mon
はしょったえろ部分を若干書いてみた。
あんまおもしろくならなかったな。あ、わたしだけ楽しかったです。







「俺のこと考えて」

耳元でささやくと体を震わせて頷いた。座らせたブン太を後ろから抱きしめて、片手は太ももを撫でる。戸惑うブン太の首筋に唇を押し当て、仁王、呼ぶ声が上擦っていてたまらない。

「……なあ、わかる?」
「あっ!」

太ももを撫でていた手を付け根に寄せて、指先で中心をつついてやる。ブン太の手に手首を捕まれたが構わない。

「いっつも俺がどうしとるか」
「え……」
「こんなんなっとったら辛いじゃろ?」
「やっ!」

握り込むと体が跳ねる。いつからしていないのか、忙殺されていた仁王と比べるとブン太の方が感覚として長いだろう。耳まで赤くして甘い吐息をこぼす丸井に優しくしてやりたい。そう思うのは嘘ではないが、どうしてだか嗜虐心をあおられる。

力なく仁王の手首にかかっているブン太の手を自らに導いてやると振り返って仁王を見た。

「仁王……?」
「これを、どうしたらええんかわからんのじゃろ?」
「ッ……」
「自然現象やけんな。できるだけ一緒にしたいけど、いっつもおれるわけじゃないけん、ひとりでできるように練習しよか」
「ひとり、で?」
「そう。……まず脱ごか」

腰を上げさせてズボンと下着を脱がすと恥ずかしそうに顔を逸らした。かたさを持ち始めている中心に再び手を導くと体を強ばらせる。

「あ……」
「握って、そう」
「待っ、仁王、恥ずかし……んん!」

一緒に握って擦ってやると全身で反応して、その様子に仁王のものも熱を集め始める。考えてみれば仕事のせいで夜は寝るだけになっていたから、ちゃんと抱いたことは数えるほどだ。辛い思いをさせていたことに後悔し、またブン太が愛しくなる。

「……見とくけん、自分でやり」
「や、できない……」
「ほら、先っぽ濡れてきちょる。触ってほしいって証拠じゃ」
「に……仁王ッ……」
「……んー……じゃあ手伝ったるから」
「やあっ!」

体の間に手を入れ、尻の狭間に指先を入れる。見つけた狙いを押すように触ってやるといっそう高い声が出た。性器から離れた手をまた戻してやり、仁王を振り返りながらもちゃんと握りなおした。笑って頬にキスをしてやる。

「いい子」
「どうっ……すればいいの……」
「俺のこと考えながら、触ってほしいところ、触って」
「……はぁっ……」

ためらいがちに手が動く。それを見ながら後ろに這わせた指先で穴を撫でてやった。

「あ、ん、ふ……」
「ちゃんとイけたら、触ったるよ」


*


疲れた、とベッドに沈んだのは仁王が先だった。幸村の家では力仕事はブン太の担当だと言っていたことを思い出す。

「大丈夫?」
「……凹むから聞かんで」

散々軟弱と呼ばれた過去の自分を思い、柳は嫌になるほど正しいことしか言っていなかったのだと思い知る。隣に潜り込んだブン太がすり寄ってくるので抱きしめた。

「……あのね仁王」
「んー?」
「これはひとりですんの?」
「……どういう意味じゃ」
「仁王ともできるんだったら他の人ともできるだろ?」
「……ブン太!?」
「何?」
「……うっわぁ~……」

今になってブン太を家にひとりにしていたということの重大さを理解する。拾われてロボットとして生活していたということは、つまり、人間の常識が通用しないということだ。
要はブン太は今まで意味もわからず、されるがままに仁王とセックスをしていたことになる。頭を抱えた仁王の顔をのぞき込もうとしてくるブン太は可愛らしいがそれどころではない。

「仁王~?」
「……ええかブン太、俺以外に触らせたらいかん」
「幸村は?」
「幸村も、柳も赤也も!」
「なんで?」
「……」

予想外の授業だ。自慰を教えるならまだしも、セックスの意味を教えるなど。しかもこの、仁王雅治が、だ。

「……あんな、ブン太」
「うん」

顔を上げるとブン太の無垢な瞳と目が合って、敗北感にまたベッドに頭を落とす。無理だ。絶対に無理だ。愛をささやく程度ならまだしも!

「……今度、柳に頼んで家庭教師してもらうか」
「仁王は教えてくんないの?」
「……俺はバカやけん……言葉が出てこんわ」
「仁王でもわかんないことあるんだな」
「……そう。俺はいっつも、ブン太のせいで考えてばっかりじゃ」

苦笑してブン太を抱きしめる。とりあえず柳より比呂士に頼む方が安全かもしれないな、と考えながら布団を引き上げた。

「あ、ちょっとわかった」
「ん?」
「抱きしめてほしいのは、仁王が一番」
「……そういうことじゃな」

くすくす笑うブン太におやすみ、と声をかける。目を閉じて夢の中へ、意識が沈む前に、ブン太の言葉通りだと一番以降がいることになると引っかかったが、今日は睡魔が勝ってしまった。

これからどうなって行くのだろう。今更苦労する気がしてきて、何だかんだで自分も世間知らずだと思い知った。 



--------------

ひどいオチだろ……これ……落したつもりなんだぜ……
ロボットモノのブンちゃんはただのアホです。

え、もう書かないけどね。
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