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言い訳置き場

言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。

2025'01.19.Sun
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2008'10.19.Sun
今日が終わるまでもう少し時間があるので、柳生くんとわたしの思い出について話したいと思います。ばかやろう柳生は俺の嫁だ、という方はお引取りになったほうがいいかもしれません。わたしは妄想だけで幸せです。

出会いは市立図書館でした。久しぶりに来た図書館で、カウンターに本を持っていったものの、貸し出しカードを忘れてしまって焦るわたしの後ろから柳生くんが司書にカードを差し出し、渡し忘れていましたね、と微笑んだのです。恥ずかしいところを見られた上に助けられてしまって、もう手のひらだとか背中だとか脇だとか色んなところから汗がふき出しました。だって柳生くんをあんな間近で見たのは初めてだったんです。
自転車で来ていた柳生くんは、帰りもよければご一緒に、と言いながら自転車のかごに私の本も入れてくれました。自転車を押して隣を歩く柳生くん、彼を紳士といわずして、誰を紳士と呼ぶのでしょう!
同じクラスになったこともない私のことを柳生くんが知っていたのが不思議で聞いてみたら、失礼ながら実はお名前までは知らないのです、と包み隠さず教えてくれる柳生くん。そのはにかんだ表情!もうめろめろです。腰が砕けそうになりながら名前を伝えて、期間内に絶対に本を返しておくと約束しました。
家まではあっという間で、どうして自分の家が図書館にこんなに近いのかを恨んだほどでした。なんと幸せなひと時だったのでしょう!明日からまた、柳生くんに憧れる女子のひとりになるんだなと思うと少し泣きそうでしたが、柳生くんの前で泣くだなんてことはできなかったので必死で我慢をしていました。
だけど別れるときに柳生くんは言ったんです。私が借りた本を手渡しながら、「ではまた明日、学校で」と、確かに!
耳を疑うわたしに笑いかけ、さようなら、とわたしの名前を読んだのです!
マンションのエントランスから外を振り返ってみると、柳生くんはまだわたしを見送っていました。手を振ってみるとにこやかに手を振り替えしてくれて、有頂天な気持ちで家に帰ったのです。

まあ、私が借りた本が筒井康隆だった点に関してはわたしの記憶から、いいえ、柳生くんの記憶から抹殺してほしいと毎晩神に祈っております。

あの日から、柳生くんと少し親しくなりました。
今日はお誕生日だったのでブックカバーとしおりをプレゼントしたけど、あまりにも安直で、もうたくさん持ってたかもしれないと後悔しています。同じものをプレゼントした女子もいそうですね。
ありがとうございます、の言葉と笑顔で、私の方が幸せになってしまいました。
彼女になるだなんて高望みはしないけど、これからもずっと仲良くしていければいいと思います。



あーあ、柳生が3次元にいたら仁王に弱みを握られてでも柳生の側に近づく方法を伝授してもらうのに。柳生だけは3次元でお会いしたい。仁王たちに関しては、わたしが2次元に行きたい。ときどきアクロイド殺しが読みたくなるなあ。オリエント急行は読むのめんどくさい。
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