言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2010'04.28.Wed
「神楽ー、おーい神楽さーん朝ですよー、飯食っちゃうよー」
「今行くアルー」
神楽の寝ている押し入れのふすまを叩き、銀時は大きなあくびをしながら台所へ向かう。
「かあちゃーん朝飯はビーフシチューがいい」
「誰が母ちゃんだ朝っぱらからなんてもん食う気だ何より牛肉買う金なんかねーよ」
「新八も朝からツッコミ大変だな」
「朝からボケないでくれますか」
いつも通りの朝食を机に並べながら、新八は神楽の押し入れを見る。いつもならすぐに出てくるのに、何かあったのだろうか。ガタッと戸が揺れる。銀時もそれを見たのか、しばらく考えて部屋を見回した。
「「――あっ!」」
銀時が押し入れの前まで戻り、ふすまに手をかけ一気に開けた。
「神楽ァッ押し入れに定春連れ込むなっつってるだろーが!」
「銀ちゃんのえっち!」
「ぎゃっ!」
中を確認する間も与えずに、勢いよくふすまは閉められた。指先をつめて、銀時が崩れこむ。
「テメ、ちょ、オイ指真っ赤になってきたよ折れたよこれ!」
「乙女の寝室を勝手に開けるのが悪いヨ!」
「乙女は押し入れで寝ねーよ!なんだよ反抗期か!?お父さんは娘にも手をあげるぞ!?」
「言外で俺をお母さんにするのやめて下さい」
「オイ神楽!いいから開けろ!定春は重量オーバーだって!」
「定春なんていないアル!」
「じゃあ何隠してんだ、犬か?猫か?男かっ!?」
「うっ!」
「……開けろコラー!」
「見苦しいですよお父さん」
「だってかーちゃん!」
「あーもーうるさいなー……」
どうにかふすまをあけようと銀時は格闘しているが、いかんせん相手は神楽だ。中から押さえられて開かないらしい。新八が寄っていって、何気なく反対側のふすまを開けてみる。からり。
「――邪魔してるぜィ」
「あ、どうも」
「一旦閉めてくれるかィ。着替えたら出ていくからよ」
「あ、ハイ」
からり、トン。再び押し入れを締めて、新八は何事もなかったかのように台所へ戻る。
「って新八コラー!今っすっげー聞き覚えのある声したぞ!」
「自分で確かめて下さいよ。沖田さーん、朝ご飯食べていきますかー?納豆とみそ汁しかないけど」
「しけてんなー」
「人んちの朝ご飯にケチつけてんじゃねえよ!神楽ちゃんッおとーさんは許しませんよッ!」
「そんなこと言わねえで許して下せぇよオトーサン」
ぎゃーっ!
バタン!と派手な音がして、新八がしゃもじと茶碗を持ったまま様子を見に行けば、倒れたふすまの下で銀時がもがいている。それをためらいもなく踏みつけて沖田が押し入れから降りた。
「じゃあ、また来るぜィ」
「おう、またな」
沖田を見送り、神楽はおなかがすいたと騒いでふすまを踏んだ。大人しくなった銀時を置いて新八と台所へ向かう。
「神楽ちゃんだめじゃん、ちゃんと泊めないで帰せって言ったでしょ。近藤さん心配してるよ」
「昨日は銀ちゃんが予想より早く帰ってきて出るタイミングなくしたネ。待ってたらうっかり寝てしまったアル」
「昨日は何してたの?」
「脱衣人生ゲーム」
「もー、風邪ひくよ。銀さーん、ご飯始めますよー?」
「……おー、置いといてくれ。俺朝の運動にあいつ追いかけて指詰めさせてくるわ」
「とっ捕まんないで下さいよー、あの人警察なんですからねー」
「銀ちゃんお土産買ってきてねー!」
「帰ってきたらお前ら説教だからなァァァ!」
---------
テンションが迷子。
「今行くアルー」
神楽の寝ている押し入れのふすまを叩き、銀時は大きなあくびをしながら台所へ向かう。
「かあちゃーん朝飯はビーフシチューがいい」
「誰が母ちゃんだ朝っぱらからなんてもん食う気だ何より牛肉買う金なんかねーよ」
「新八も朝からツッコミ大変だな」
「朝からボケないでくれますか」
いつも通りの朝食を机に並べながら、新八は神楽の押し入れを見る。いつもならすぐに出てくるのに、何かあったのだろうか。ガタッと戸が揺れる。銀時もそれを見たのか、しばらく考えて部屋を見回した。
「「――あっ!」」
銀時が押し入れの前まで戻り、ふすまに手をかけ一気に開けた。
「神楽ァッ押し入れに定春連れ込むなっつってるだろーが!」
「銀ちゃんのえっち!」
「ぎゃっ!」
中を確認する間も与えずに、勢いよくふすまは閉められた。指先をつめて、銀時が崩れこむ。
「テメ、ちょ、オイ指真っ赤になってきたよ折れたよこれ!」
「乙女の寝室を勝手に開けるのが悪いヨ!」
「乙女は押し入れで寝ねーよ!なんだよ反抗期か!?お父さんは娘にも手をあげるぞ!?」
「言外で俺をお母さんにするのやめて下さい」
「オイ神楽!いいから開けろ!定春は重量オーバーだって!」
「定春なんていないアル!」
「じゃあ何隠してんだ、犬か?猫か?男かっ!?」
「うっ!」
「……開けろコラー!」
「見苦しいですよお父さん」
「だってかーちゃん!」
「あーもーうるさいなー……」
どうにかふすまをあけようと銀時は格闘しているが、いかんせん相手は神楽だ。中から押さえられて開かないらしい。新八が寄っていって、何気なく反対側のふすまを開けてみる。からり。
「――邪魔してるぜィ」
「あ、どうも」
「一旦閉めてくれるかィ。着替えたら出ていくからよ」
「あ、ハイ」
からり、トン。再び押し入れを締めて、新八は何事もなかったかのように台所へ戻る。
「って新八コラー!今っすっげー聞き覚えのある声したぞ!」
「自分で確かめて下さいよ。沖田さーん、朝ご飯食べていきますかー?納豆とみそ汁しかないけど」
「しけてんなー」
「人んちの朝ご飯にケチつけてんじゃねえよ!神楽ちゃんッおとーさんは許しませんよッ!」
「そんなこと言わねえで許して下せぇよオトーサン」
ぎゃーっ!
バタン!と派手な音がして、新八がしゃもじと茶碗を持ったまま様子を見に行けば、倒れたふすまの下で銀時がもがいている。それをためらいもなく踏みつけて沖田が押し入れから降りた。
「じゃあ、また来るぜィ」
「おう、またな」
沖田を見送り、神楽はおなかがすいたと騒いでふすまを踏んだ。大人しくなった銀時を置いて新八と台所へ向かう。
「神楽ちゃんだめじゃん、ちゃんと泊めないで帰せって言ったでしょ。近藤さん心配してるよ」
「昨日は銀ちゃんが予想より早く帰ってきて出るタイミングなくしたネ。待ってたらうっかり寝てしまったアル」
「昨日は何してたの?」
「脱衣人生ゲーム」
「もー、風邪ひくよ。銀さーん、ご飯始めますよー?」
「……おー、置いといてくれ。俺朝の運動にあいつ追いかけて指詰めさせてくるわ」
「とっ捕まんないで下さいよー、あの人警察なんですからねー」
「銀ちゃんお土産買ってきてねー!」
「帰ってきたらお前ら説教だからなァァァ!」
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テンションが迷子。
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