言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2006'04.22.Sat
ほんとに?
じっと見つめて好きだと囁けば堕ちればいいのに。恋を知らないカナリヤは少しも鳴かない。嘘は吐く。
「可愛い子なのに」
「…お前が言うなよ」
カーテンの影に隠れて押さえつけた。強がる口調に反して、掴まえたその手は震えている。こわばった肩、馬鹿じゃねぇのと呆れる。その気になりゃ逃げれるだろうに。
「…なんで俺にこだわるんですか?」
「お前が付き合うって言ったからだろ」
「なんで本気に…」
どういうつもりでそんな目をするのか知らないが、問う気にもならない。
いつもの教室なのに、ついさっき、小鳥のような声に告白された教室なのに、カーテンで区切ってしまうと全く違った世界になった。淡い夢でも見れそうな。
鳥かごみたい。逃がしてやらない。くちばしを塞ぎ引き止める。
「…なんか、先輩の手 黄色い…」
「チョーク」
「…袖が、汚れたんですけど」
「それが?」
「……」
嫌い。嘘つきの舌を抜いてやるから出してみろ。そこで口を閉じるお前は馬鹿決定。
頬でも染めりゃ可愛いのに。カナリヤの声を奪うのは俺だ。
じっと見つめて好きだと囁けば堕ちればいいのに。恋を知らないカナリヤは少しも鳴かない。嘘は吐く。
「可愛い子なのに」
「…お前が言うなよ」
カーテンの影に隠れて押さえつけた。強がる口調に反して、掴まえたその手は震えている。こわばった肩、馬鹿じゃねぇのと呆れる。その気になりゃ逃げれるだろうに。
「…なんで俺にこだわるんですか?」
「お前が付き合うって言ったからだろ」
「なんで本気に…」
どういうつもりでそんな目をするのか知らないが、問う気にもならない。
いつもの教室なのに、ついさっき、小鳥のような声に告白された教室なのに、カーテンで区切ってしまうと全く違った世界になった。淡い夢でも見れそうな。
鳥かごみたい。逃がしてやらない。くちばしを塞ぎ引き止める。
「…なんか、先輩の手 黄色い…」
「チョーク」
「…袖が、汚れたんですけど」
「それが?」
「……」
嫌い。嘘つきの舌を抜いてやるから出してみろ。そこで口を閉じるお前は馬鹿決定。
頬でも染めりゃ可愛いのに。カナリヤの声を奪うのは俺だ。
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