言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2006'02.04.Sat
気付くと空の下でした。
……あー…いつの間に終わったんだろう。つーかいつ始まってたっけ。
何も考えずに頬に手を当てるとどろりと血がついた。まだ乾ききってないと言うことはそんなに長い間トんでいたわけではないようだ。傷に気付くと痛くなる。頬じゃなきゃ舐めて治すとか言ってやるのに。
あーあ、顔には傷つけるなって宣言したのになぁ。商売道具になんてこと。洒落になんねぇよ治るまで女装出来ねぇんだから。
何人斬ったっけー。うーん。体が動くかどうか、腕を一本引き寄せもう一本引き寄せ、足も一本ずつ膝を立てる。
…よーし…生きてる…。どきどきと耳の奥で心臓の音がするのがわかる。
ポケットで携帯が振動して、億劫なのを必死で引っ張り出して耳に当てた。ボタンどこだろう。適当に押してどうにか通じたらしい。
『どうだ』
「ちょっと他の生死の確認する余裕ないんで誰か寄越して下さい」
『元気だな。車だけ送ってやる』
「呪うぞ」
恐ろしいな。笑う声。あぁ生きてる。何より一番に感じる。
やべー抱きしめられてー。言ってみたら這ってでも帰って来いとの冷たい答えだ。俺がアッシーやるのとどっちがいい、ととんでもない条件を出されてすぐに断った。こんな体で絶叫マシンなんでご免だ。
うんざりする曇り空。やべぇ洗濯物干してきた。誰も取り込んでくれないだろうし仮に取り込んでくれたところで室内に干し直してくれたりしないのだろう。頼りに出来る監察連中は俺が四散させてしまった。
俺が残るから大丈夫だと思ってたんだよ。あの鬼副長が急に俺を指名してこなければ。つかこれ俺じゃなくて隊長辺りが出たらよかったんじゃねーの?モロばれてたっちゅーの。
天気が悪い日は俺の活動時間な気がする。
きっと太陽に嫌われているのだ。別にいいけど。あの人が太陽に愛されるためなら、俺は月明かりの元で走り回る。
「…俺ほんとに生きてる?」
「死なれたら困ります」
「…あいしてるぜェ」
「はいはい起きて下さい」
迎えに手を貸されて、体を起こす。
曇天、曇天、曇天。
「ざまぁみやがれ」
見張ってないから俺の物にしたんだぜ。あんたが怒るのは筋違いだ。
久しく太陽を見ていない。
……あー…いつの間に終わったんだろう。つーかいつ始まってたっけ。
何も考えずに頬に手を当てるとどろりと血がついた。まだ乾ききってないと言うことはそんなに長い間トんでいたわけではないようだ。傷に気付くと痛くなる。頬じゃなきゃ舐めて治すとか言ってやるのに。
あーあ、顔には傷つけるなって宣言したのになぁ。商売道具になんてこと。洒落になんねぇよ治るまで女装出来ねぇんだから。
何人斬ったっけー。うーん。体が動くかどうか、腕を一本引き寄せもう一本引き寄せ、足も一本ずつ膝を立てる。
…よーし…生きてる…。どきどきと耳の奥で心臓の音がするのがわかる。
ポケットで携帯が振動して、億劫なのを必死で引っ張り出して耳に当てた。ボタンどこだろう。適当に押してどうにか通じたらしい。
『どうだ』
「ちょっと他の生死の確認する余裕ないんで誰か寄越して下さい」
『元気だな。車だけ送ってやる』
「呪うぞ」
恐ろしいな。笑う声。あぁ生きてる。何より一番に感じる。
やべー抱きしめられてー。言ってみたら這ってでも帰って来いとの冷たい答えだ。俺がアッシーやるのとどっちがいい、ととんでもない条件を出されてすぐに断った。こんな体で絶叫マシンなんでご免だ。
うんざりする曇り空。やべぇ洗濯物干してきた。誰も取り込んでくれないだろうし仮に取り込んでくれたところで室内に干し直してくれたりしないのだろう。頼りに出来る監察連中は俺が四散させてしまった。
俺が残るから大丈夫だと思ってたんだよ。あの鬼副長が急に俺を指名してこなければ。つかこれ俺じゃなくて隊長辺りが出たらよかったんじゃねーの?モロばれてたっちゅーの。
天気が悪い日は俺の活動時間な気がする。
きっと太陽に嫌われているのだ。別にいいけど。あの人が太陽に愛されるためなら、俺は月明かりの元で走り回る。
「…俺ほんとに生きてる?」
「死なれたら困ります」
「…あいしてるぜェ」
「はいはい起きて下さい」
迎えに手を貸されて、体を起こす。
曇天、曇天、曇天。
「ざまぁみやがれ」
見張ってないから俺の物にしたんだぜ。あんたが怒るのは筋違いだ。
久しく太陽を見ていない。
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2006'02.03.Fri
見上げると空がある。
ビルに挟まれて見る空が嫌いだ。晴れにしろ曇りにしろ、見張られているような気になる。
はっと息を吐いて刀を払う。血が飛んだ。
空は青くない。
何だか白んでいる。そう思っているところに雪が降ってきて舌打ちが出た。人がふたり通るのがやっとなこんな細い隙間にも雪を降らす空は、きっと暇なのだ。見つめ続けているだけで暇なのだろう。だからこうしてたまに、俺の気分を悪くさせて喜ぶ。
溜息は、吐きたくない。幸せがこぼれるなんて言わないが、好きじゃない。
だから溜息を吐かせる原因など以ての外だ。…だから斬ったわけではないが。自分が斬った男を見下ろす。こいつが悪い。俺に向かってきたこいつが悪い。
誰が鬼だって?
テメェは何様のつもりだ。
ビルに挟まれて見る空が嫌いだ。晴れにしろ曇りにしろ、見張られているような気になる。
はっと息を吐いて刀を払う。血が飛んだ。
空は青くない。
何だか白んでいる。そう思っているところに雪が降ってきて舌打ちが出た。人がふたり通るのがやっとなこんな細い隙間にも雪を降らす空は、きっと暇なのだ。見つめ続けているだけで暇なのだろう。だからこうしてたまに、俺の気分を悪くさせて喜ぶ。
溜息は、吐きたくない。幸せがこぼれるなんて言わないが、好きじゃない。
だから溜息を吐かせる原因など以ての外だ。…だから斬ったわけではないが。自分が斬った男を見下ろす。こいつが悪い。俺に向かってきたこいつが悪い。
誰が鬼だって?
テメェは何様のつもりだ。
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