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言い訳置き場

言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。

2024'05.18.Sat
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2011'11.28.Mon
友達が光宛のメールを母親に誤爆する謙也の話をしてたのでかっとなって書きました。後悔はしていません。

※女体化光です
※謙也と光は幼馴染設定です
※エロくないけど頭おかしいネタです








『今日は赤ちゃんになっておっぱいちゅっちゅしたいれす><』

母・万里子は携帯電話を叩きつけたい衝動を必死に押さえた。自室にいるはずの長男からのメールに何かと思えばこの内容で、思わず頭を抱えてうずくまる。途中までは愛情を持って育てていたのに、愚息はどうしてこうなってしまったのだろうか。自分の教育が間違っていたのか、認めたくはないがどんな手を使ってでもお受験ママになるべきだったのだろうか。うなだれる万里子は、玄関のドアが開く音を耳にして顔を上げる。スリッパをぺたぺた鳴らしながらキッチンに顔を出したのは、艶やかな黒髪の愛娘だ。
「ただいまー。万里子さん、謙也くん」
「光ちゃん、一緒にご飯食べに行けへん?」
「え?」
「おばさんどうしても光ちゃんと行きたいところあんねんか、ちょっとつき合ってくれへん?」
「ええですよ。ほな謙也く」
「ほな行こか!」
「あ、なら上着取って」
「せやわー、おばさんが昔着とったコート、絶対似合うと思うねん!ちょっと着てみてや」
「あ」
言葉を待たずに万里子は光の手を引いた。愛娘、と公言するが、厳密にはお隣さんの娘で息子の幼なじみであり、愚息にはもったいないほどよくできた彼女である。部屋でコートを取り出して姿見の前で光に着せると、まるであつらえたようにぴったりだった。それと同時に、すっかり愚息好みになってしまった光に溜息をつきそうになる。もしかしたら他にしたい服装もあるのかもしれないのに。本人に似合っているからいいとしても、いつの間にかどこを切っても愚息好みになっている。
「あの」
「これあげるから、このまま行きましょ!」
クエスチョンマークを浮かべる光の答えを待たず、万里子は車のキーを掴んで家を出る。以前から光を連れていきたいと思っていたレストランに迷わず向かい、さっさと連れ込んだ。
「……あの、謙也くんと喧嘩でもしはったんですか?」
「ん?」
「……おいしいですね」
「やろ~?お野菜がほんまにおいしいねん」
にこりと笑う万里子に、光は何も言わなかった。

*

「おかん!何のつもりやねん!」
我慢ができなくなったのは当然謙也の方が先であった。帰宅した万里子を捕まえて怒鳴りつける。しかし万里子は一切怯まず、冷たい目を謙也に向けた。
「朝も帰りも俺より早く光迎えに行って、夜まであちこち連れ回して!」
「たまたま出かける時間が重なったり連れていきたいところがあるだけや」
「なんでやねん!俺ぜんっぜん光とおられへんねんけど!挨拶すらしてへんで!?」
「あんたみたいな変態にかわいい光ちゃんが毒されるのが我慢できんくなったんや!」
「息子捕まえて変態とはなんやねん!」
「自分の胸に聞いてみなさい!」
万里子は携帯を開き、件のメールを突きつける。初めはいぶかしげな顔をしていた謙也だったが次第に青ざめ、携帯を奪って覗き込む。何度も何度も確認するが、それは母の携帯で、確かに謙也から送られているそのメールは自分が光に送ったものであった。返事がないからおかしいと思いはしたのだ。しかし光はたまに返さないこともあるからと、深く気にはしなかった。まさか、そんな。
「おっ……おかんに送ったんちゃうでっ!?」
「当たり前や気色悪い!」
「うわぁ~もぉちょっとマジ勘弁してや~」
「それは私のセリフや。あんたの性癖なんか興味ないけどもやなぁ、光ちゃんに変態行為は許さんで!?」
「なんでやねん!光は俺の彼女やもん!おっぱい触るぐらいええやんか!」
「触るぐらいで済むならギリで許してるわ!なんやねんこれ!よく恥ずかしげもなくこんな頭悪いメール打てるわ!」
「やめてー!やめて下さい!プライバシーの侵害や!」
「知りたくないわ!ええか、光ちゃんに変なことしたら絶対許さんからな!」
「ッ……おかんのあほーっ!」
完全に雑魚のセリフを吐き捨て、謙也は泣きそうになりながら自室に逃げ帰る。今までしたことがなかったのに、どうしてあんなメールに限って送信相手を間違えたりするのだろう。よりにもよって母親に。きっと人はこんなときに死にたい、とこぼすのだ。ベッドに突っ伏して嘆いていると、からりと窓が開いた。
「何してんすか?」
「ひっ……光ぅ!」
部屋に天使が降り立った。謙也の部屋の向かいはお隣さんの光の部屋で、屋根伝いにお互いの部屋を行き来することが可能である。どうして気がつかなかったのだろう。光を抱きしめると甘い匂いに包まれる。髪を乾かしてはいるが入浴した後のようだ。肩の落ちた緩いニット姿は、据え膳にしか見えない。
「万里子さんと喧嘩でもしはったんですか?」
「……喧嘩っちゅうか……光に送ったつもりのメール、間違っておかんに送っとって」
「……あほちゃう?なんかまたきっしょいメールなん?」
「きしょい!?光もそんな風に思てんの!?」
「うち、謙也くんがくれたもんやったらなんでも嬉しいもん」
「光ぅ……」
嬉しいことを言ってくれる彼女に感動し、更に強く抱きしめた。「きしょい」と思っていることは否定していないことには気づいていない。柔らかい体とシャンプーの匂いにむらむらしてきて、背中の手をそっと腰に滑らせる。
「どんなメールやったんですか?」
「へ?」
「万里子さん怒らせたメール。見たい」
「え~……」
冷静になってくると改めて見られるのは恥ずかしい。そもそも自分のいないところで見てもらうつもりだったのだ。それでも、謙也くん、と甘い声で呼ばれてあっさり覆す。携帯で送信メールを開いて光に渡せば、謙也の耳元でそれを声に出して読み上げた。どきりとする謙也を知ってか知らずか、光は呆れて溜息をつく。
「あほちゃう?」
「これをおかんに見られたんやで!死にたい!」
「自業自得やん」
くすくす笑いながら光は体をすり寄せてくる。携帯電話は後ろ手に投げ捨てて、謙也の背中に腕を回した。
「する?」
「え?」
「したいんやろ?」
ごくりとのどを鳴らして、謙也はそっと光のニットを引いた。それは肩から容易に滑り落ち、ぽわんと柔らかい胸の中頃までを露わにする。たまらず谷間に顔を埋めれば、光が甘ったるい声を漏らす。
「しょうがない子ォやなぁ」
「ッ……!」
「あーあ、でも謙也くんが赤ちゃんやったらおもんないなぁ」
「え?」
「赤ちゃんやったら、うちはコレ、もらわれへんもんなぁ」
ためらいのない手がぐっと謙也の股間を押した。思わずびくりと体を震わせた謙也に更に体を寄せて、光はわざとらしく溜息をつく。
「もうこんなになってんのになぁ。うち、おっぱいちゅっちゅってしてもらうん好きやけど、赤ちゃんより謙也くんにしてもらいたいなぁ」
「ひっ……光ッ!」
「やぁん」
一直線にベッドに光を押し倒し、光の下腹部に腰を押しつける。興奮に濡れた瞳をのぞき込み、謙也は光に笑いかけた。
「ほしいんや?」
「うん。だって、ずっと謙也くんに触れへんくて、寂しかった」
「光がどうしてもほしいって言うんやったら、赤ちゃんは我慢してコレあげようか」
赤い唇は笑みを作り、謙也が望んだ答えをつむぐのだ。
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