言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2006'07.05.Wed
大嘘を吐くのは得意だった。
その瞬間何故だか涙が零れ始めて、自分がぶっ壊れたんじゃないかってうろたえながらも俺は泣くのをやめる気は一切なかった。つんとするほど甘い飴が一粒、完全に俺を打ち負かした。
首が飛ぶ思いを何度もした。五体満足が不思議なほど戦に組み込まれ、命を奪い、また何かを失ってきた。
びっくりするほど、楽しいと思っていた一瞬だって、あった。
平気だって負けないって誰にだって笑顔で言ってやった。どんな奴にだって信じさせたし自分だってそう信じてた。
そこで死にそうになっている少女にだって、絶対仇を取ってやるって、持ってもいない正義感を振り回した。
赤い 飴が一粒
家はそんなに裕福じゃなかったけどそれなりの生活をしていた。時々食べれる団子の味を思い出したりしていた。
そんなときに、死にかけた少女が差し出した飴。どんな意味があったのか、それは今でもわからない。
それを口に含んだ瞬間、始めて味というものを知った気になって、そこでやっとここ数ヶ月俺は全く生きていなかったことに気がついた。
だらだらと涙を流しながら、甘い刺激を感受する。俺はどうしてこの世界に生まれたんだろう。
戦闘から逃げたくなったのは、あのときが最初で最後だ。しばらくすれば飴は溶け、涙も止まる。
そして俺は再び死人になった。
あの少女をどうしたか覚えていない。
今更それが悔やまれる。目の前にあった命さえ、守りぬけなかった己を恨む。
だから俺は絶対に
その瞬間何故だか涙が零れ始めて、自分がぶっ壊れたんじゃないかってうろたえながらも俺は泣くのをやめる気は一切なかった。つんとするほど甘い飴が一粒、完全に俺を打ち負かした。
首が飛ぶ思いを何度もした。五体満足が不思議なほど戦に組み込まれ、命を奪い、また何かを失ってきた。
びっくりするほど、楽しいと思っていた一瞬だって、あった。
平気だって負けないって誰にだって笑顔で言ってやった。どんな奴にだって信じさせたし自分だってそう信じてた。
そこで死にそうになっている少女にだって、絶対仇を取ってやるって、持ってもいない正義感を振り回した。
赤い 飴が一粒
家はそんなに裕福じゃなかったけどそれなりの生活をしていた。時々食べれる団子の味を思い出したりしていた。
そんなときに、死にかけた少女が差し出した飴。どんな意味があったのか、それは今でもわからない。
それを口に含んだ瞬間、始めて味というものを知った気になって、そこでやっとここ数ヶ月俺は全く生きていなかったことに気がついた。
だらだらと涙を流しながら、甘い刺激を感受する。俺はどうしてこの世界に生まれたんだろう。
戦闘から逃げたくなったのは、あのときが最初で最後だ。しばらくすれば飴は溶け、涙も止まる。
そして俺は再び死人になった。
あの少女をどうしたか覚えていない。
今更それが悔やまれる。目の前にあった命さえ、守りぬけなかった己を恨む。
だから俺は絶対に
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