言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2006'11.15.Wed
公然と酔っ払ってみようと思い、お酒の入ったチョコレートを財布が許す限り買い占めて学校へ行きました。
それは金曜日のことでした。朝から天気がよく、わたしはいい気分で(中略)そしてわたしはふられました。
チョコレートを買い占めたのは次の日の土曜日です。学校は休みでしたからわたしは私服姿で、忍び込むように教室へ入りました。いつものように自分の机と決められた席に座りました。この席はベストポジションでした。授業中に眠るあの人のよだれまで見えたこともあります。
スーパーの袋から薄い箱を出して机に並べてみました。端から端まで隙間なく、ぴったりと埋めると一箱余ったのでそれから開けます。チョコレートの匂いが広がりました。
一口大のチョコレート、奥歯で噛むとお酒が弾けました。チョコレートとお酒が混ざって不思議な匂いがします。ひとつずつ食べながら箱を眺めました。アルコール度数を見ても、高いのか低いのかわかりません。お酒に弱い方は食べた後に運転するのは危険、と言うレベルのようです。生憎自動車免許は持ってませんが、今日は自転車で来てしまいました。果たしてわたしはお酒に弱いのでしょうか?酒の味がわかるほど酒飲みでないのは確かです。なんと言っても、まだあと数ヶ月はセーラー服の女子高生なのですから。
グランドでは野球部が秋風の中を走っています。ぼんやりとそれを眺めながらチョコレートを食べ続けて、お酒が舌を舐めていき、どうして飲み物を買ってこなかったのかを考えていました。学校にも自動販売機はありますが、3円では買うものも買えません。
涙は少しも出なかったのです。あんなに好きだと思っていたのに、いいえ今でも好きなのですが。
山になったゴミを見て、ここはひとつ失恋したのだから奇行に走ってみようと思い、空箱をひとつ手に窓から落としてみました。おそらく酔っ払っていたのでしょう。
スパイクの音がしたので顔を出すと、野球部員が空箱を手に困惑していました。受け止められてしまったようです。その調子で、来年は甲子園まで行ってくれると卒業生としても鼻が高いのですが。
こっちを見ていた野球部員と目が合いました。わたしだってマネージャーになればもっと近づけるかもしれない、と思っていたのです。どうしてやめたのかは忘れましたが、面倒だったのだと思います。困っている彼を無視してわたしは教室へ戻りました。寒いのにわざわざ外で走り回る酔狂は、わたしにはできません。
体育館に冷水機があるのを思い出し、机に残った大量のゴミをゴミ箱に捨て、わたしは教室を出ました。少し落ち着かなければなりません。わたしは近いうちに、体重増加の事実を受け止めなくてはならないでしょうから。
それは金曜日のことでした。朝から天気がよく、わたしはいい気分で(中略)そしてわたしはふられました。
チョコレートを買い占めたのは次の日の土曜日です。学校は休みでしたからわたしは私服姿で、忍び込むように教室へ入りました。いつものように自分の机と決められた席に座りました。この席はベストポジションでした。授業中に眠るあの人のよだれまで見えたこともあります。
スーパーの袋から薄い箱を出して机に並べてみました。端から端まで隙間なく、ぴったりと埋めると一箱余ったのでそれから開けます。チョコレートの匂いが広がりました。
一口大のチョコレート、奥歯で噛むとお酒が弾けました。チョコレートとお酒が混ざって不思議な匂いがします。ひとつずつ食べながら箱を眺めました。アルコール度数を見ても、高いのか低いのかわかりません。お酒に弱い方は食べた後に運転するのは危険、と言うレベルのようです。生憎自動車免許は持ってませんが、今日は自転車で来てしまいました。果たしてわたしはお酒に弱いのでしょうか?酒の味がわかるほど酒飲みでないのは確かです。なんと言っても、まだあと数ヶ月はセーラー服の女子高生なのですから。
グランドでは野球部が秋風の中を走っています。ぼんやりとそれを眺めながらチョコレートを食べ続けて、お酒が舌を舐めていき、どうして飲み物を買ってこなかったのかを考えていました。学校にも自動販売機はありますが、3円では買うものも買えません。
涙は少しも出なかったのです。あんなに好きだと思っていたのに、いいえ今でも好きなのですが。
山になったゴミを見て、ここはひとつ失恋したのだから奇行に走ってみようと思い、空箱をひとつ手に窓から落としてみました。おそらく酔っ払っていたのでしょう。
スパイクの音がしたので顔を出すと、野球部員が空箱を手に困惑していました。受け止められてしまったようです。その調子で、来年は甲子園まで行ってくれると卒業生としても鼻が高いのですが。
こっちを見ていた野球部員と目が合いました。わたしだってマネージャーになればもっと近づけるかもしれない、と思っていたのです。どうしてやめたのかは忘れましたが、面倒だったのだと思います。困っている彼を無視してわたしは教室へ戻りました。寒いのにわざわざ外で走り回る酔狂は、わたしにはできません。
体育館に冷水機があるのを思い出し、机に残った大量のゴミをゴミ箱に捨て、わたしは教室を出ました。少し落ち着かなければなりません。わたしは近いうちに、体重増加の事実を受け止めなくてはならないでしょうから。
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