言い訳置き場
言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。
2006'03.06.Mon
付き合って下さい、だって。
立ち聞きどころかそこにいることも知らなかったけれど、結果的には立ち聞きになってしまった。転がったボールを取りにきた部室の裏、小島と隣のクラスの男子。名前は知らない。
離れないとと思うけれど足は動かなかった。自分の感情に迷う。
俺よりも少し低い声が小島を捕まえている。言葉は少ないけれど、必死なのが伝わってくる。
俺みたいに、外ばかりを気にするのとは違うんだろう。顔だけは知ってる誰かを、明日から平然と見れる自信がない。
小島は迷ってるようだった。だけどいつだったか部室でそんな話になったときに、彼氏なんかいらないと言っていたのをよく覚えてる。それどころじゃない、と。今はサッカー部で精一杯だと。
「あ、あのっ、……ご、ごめんなさい…」
「…やっぱり水野と付き合ってるってほんとなのか?」
「ち、違うよ! あの…でも、好きな人がいるから…」
「…そっか。水野じゃないの?」
「違う違う!な、なんであいつ?」
「噂になってるよ」
「違うよォ…」
――――血の気が引いた、俺がむなしい。
あぁそうなんだという納得と、やっぱり俺の先走りなのかというむなしさ。俺の一方的だったのか。
サッカーしてる姿が好きでした。
最後の言葉に、ありがとうと明るく答える。
「サッカーだけは、何があっても捨てられないから」
俺は
俺は――――
立ち聞きどころかそこにいることも知らなかったけれど、結果的には立ち聞きになってしまった。転がったボールを取りにきた部室の裏、小島と隣のクラスの男子。名前は知らない。
離れないとと思うけれど足は動かなかった。自分の感情に迷う。
俺よりも少し低い声が小島を捕まえている。言葉は少ないけれど、必死なのが伝わってくる。
俺みたいに、外ばかりを気にするのとは違うんだろう。顔だけは知ってる誰かを、明日から平然と見れる自信がない。
小島は迷ってるようだった。だけどいつだったか部室でそんな話になったときに、彼氏なんかいらないと言っていたのをよく覚えてる。それどころじゃない、と。今はサッカー部で精一杯だと。
「あ、あのっ、……ご、ごめんなさい…」
「…やっぱり水野と付き合ってるってほんとなのか?」
「ち、違うよ! あの…でも、好きな人がいるから…」
「…そっか。水野じゃないの?」
「違う違う!な、なんであいつ?」
「噂になってるよ」
「違うよォ…」
――――血の気が引いた、俺がむなしい。
あぁそうなんだという納得と、やっぱり俺の先走りなのかというむなしさ。俺の一方的だったのか。
サッカーしてる姿が好きでした。
最後の言葉に、ありがとうと明るく答える。
「サッカーだけは、何があっても捨てられないから」
俺は
俺は――――
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