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言い訳置き場

言い訳を書いていきます。誤字の報告などあればありがたいです。 ※唐突にみゅネタややぎゅにおの外の人のかけ算が混ざるのでご注意下さい。 日常はリンクのブログから。

2024'05.18.Sat
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2015'02.10.Tue
薬「さあ今夜も始まりした『薬研ニキの柄まで通さNight』、こんばんは、お相手は薬研籐四郎です。数日前から大将が本丸にあまり現れないって思ってる刀剣たちは多いんじゃないか?俺っちの大将も今は『ちんじゅふ』が忙しいってんで、毎日の日課をこなしに来るばかりだ。でもそんな大将を支えるのが俺っちにできることだからな。『ちんじゅふ』がどんな場所か知らないが、大将が戻るまできっちり本丸を守ってみせるさ。今日のゲストはそう言い聞かせて頭ではわかっていても、感情が追いつかず、今にも泣きそうな……って、もう泣いてるな。おい本番だぜ、泣くなよ。あー、大将がいなくて寂しくて、泣いてしまったのが今夜のゲスト、加州清光だ。まったく、今日まともにできないかもな。えー、この番組は生放送だ。放送中リアルタイムで大将のメールを読んでいくから、よかったら公式ホームページのメールフォームから送ってくれ。ジングルの間に出てくるから焦らずリロードしてくれよ。それじゃあもしよかったら、おやすみ前のちょっと間に、俺っちのおしゃべりにつきあってくれ」



(ジングル)



薬「改めて、薬研籐四郎です」

清「……かしゅうきよみつです」

薬「おい、元気出せよ」

清「だってさ〜本丸にきても俺のわかんないことばっかり言ってるんだぜ。ゆーちゃんって誰?香取って誰?俺よりかわいいの!?」

薬「まあまあ、俺っちはあんたをきれいな刀だと思うぜ。とりあえず落ち着いて自己紹介をしてくれよ。まだあんたに会ったことがない大将もいるかもしれないからさ」

清「……加州清光、川の下の子。扱いにくいって言わないでくれよ、頑張るからさ。だから今の主より俺をかわいがってくれる主がいたら連絡下さい」

薬「おい、帰ってきて清光がいなかったら大将泣くぜ」

清「泣かないよ!あんな浮気者もう知らない!」

薬「困ったな。ほら思い出してみろよ、大将がどれだけかわいがってくれてるかさ」

清「……主はさ〜、俺に特上の刀装くれるんだ」

薬「へえ、いいじゃないか」

清「傷ついちゃったときだってすぐに手入れ部屋に連れていってくれるし、遠征だってほとんど行ったことないんだぜ。俺が本丸にいないと寂しいんだって!」

薬「なんだ、愛されてるじゃないか」

清「だよね!?」

薬「そんなに愛されてるなら、大将が清光を捨てるはずがないってわかるだろ?だったら大将が帰ってくるまで、どーんと構えてればいいさ」

清「そうだよね!そうする!」

薬「よし、その意気だ。じゃあ清光が立ち直ったところでメールを読んでいくことにしよう。まずはいつの間にか毎週恒例になってた『じじい回収情報』からだ」

清「じじい回収?」

薬「なんでもなかなか姿を現さない『三日月宗近』が、このラジオをききながらだと現れるっていうジンクスがあるらしいぜ。今日は相模国からの情報だ。『薬研くん、清光くん、こんばんは、いつも一週間のご褒美にこのラジオを聴いています』こんばんは、ありがとな。仕事か?学校か?お疲れ様」

清「こんばんは〜、お疲れ様」

薬「『鶴丸さんゲスト回も楽しく聞かせてもらいました。聞いているこっちはおもしろくてずっと笑っていたのですが、薬研くんが疲れていないか心配です』」

清「あの人来たの」

薬「ああ。まあ、なんだ……ちょっと疲れたな」

清「薬研が言うなら相当だな」

薬「それはさておき、続けるぜ。『ところでこの回を聞きながら出陣したら、出ました!三日月おじいちゃん!山の中で徘徊しているところを無事回収することができました。何度も探しに行った場所なのに、ラジオがあると一発だったので、ラジオのジンクスは本当だったみたいです。薬研様々ですね、ありがとうございます!まだおじいちゃんを見つけられていない大将たちのところにも現れるように、それから、まだまだ寒い日が続くので、薬研くんたちが風邪をひきませんようにお祈りします』……ってことだ。ありがとな。なに、大将のところに三日月宗近が現れたのは、じいさんも大将に会いたかったってことさ。それだけ大将が魅力的だったんだ、俺は何もしてないぜ」

清「薬研の本丸には三日月いる?」

薬「大将の話だと、うちの本丸には『未実装』らしい」

清「現実逃避じゃん」

薬「そっちはどうだ?」

清「よくわかんないけど『ちんじゅふ』にいるって。なんでか会わせてくれないんだよなぁ」

薬「それも多分現実逃避だと思うぜ」

清「そうなの?」

薬「何度か聞いたことがあるが、まったく別の『三日月』だ。じじいではないらしい」

清「何それ。あーあ、主は『ちんじゅふ』で何してるんだろ」

薬「じゃあ次のメールだ」

清「これすごいいっぱいメール来るね」

薬「そうなんだよな。いつも読み切れなくて大将たちに申し訳なくてな。あ、ラジオが終わってから全部じっくり読ませてもらってるからな!」

清「あっ、これ読んで!これ!」

薬「ん?ああ……いいのか?じゃあ読むぞ。『薬研くん、清光くん、こんばんは!審神者じゃないけど毎週楽しみに聞いています』こんばんは、楽しめてるといいんだが」

清「こんばんは!」

薬「『友達に教えてもらってこのラジオを聞き始めてから、金曜日に早く家に帰るようになってしまいました。あまり審神者や刀剣男子について詳しくない私でも笑ってしまうことばかりです。ずっと忙しくてなかなか踏ん切れなかったけど、さっきの清光くんの言葉で決めました。私、審神者になります。だから清光くん、うちに来て下さい!私なら絶対清光くんをないがしろにしないで大切にするから!考えておいて下さいね。それではお体ご自愛下さい』だと。熱烈なラブコールだな」

清「ふふ〜ん、どう?どう?主が聞いたら嫉妬しちゃう?」

薬「そりゃあ清光みたいな立派な刀がなくなったら大将は悲しむだろうさ。清光はきれいでかっこいいだけじゃなくて強いからな」

清「でも全然構ってくれないんだけど」

薬「それは大将が清光を信じて本丸を任せてる証拠だろ?だったら清光も大将を信じるのが筋ってもんだ。清光が新しい場所を選ぶってんなら俺っちに止める権利はないが、大将が悲しむんじゃないかと思って心配だな」

清「……薬研ってなんかずるいよね。あーあ、せっかくメールくれたのにごめんなさい!俺はかわいくてかっこよくて強いから、ちゃんと主が帰ってくるのを待っとくことにする!」

薬「それを聞いて安心したぜ。お次は……おっ、男の人だ、これにしよう」

清「へー、男の人も聞いてんだ」

薬「ああ、俺っちにはわからねえが、審神者になるには適正なんかもあるんだろうな。このラジオを聞いているのは特に女性の方が多いらしいぜ。これは……山城国からだな。『こんばんは、回りに同姓がおらず、寂しく審神者をしている男です』こんばんは。まあ女性の輪に男はなかなか入りにくいよな」

清「こんばんは〜。なんで?むしろ女の子と仲良くなれるチャンスじゃん。どうせ普段そんな機会ないんでしょ?」

薬「……清光」

清「何?俺何かまずいこと言った?」

薬「あー、大将すまなかった、俺っちに免じて許してくれ」

清「ねえ何?」

薬「『初めはなんとなくで始めたことだったけど、今は本丸も賑やかになって、審神者業にも慣れてそれなりに過ごしています。薬研もうちの本丸で大活躍です。今回メールをしたのは、加州清光に聞きたいことがあるからです』」

清「俺?何なに?」

薬「『うちにも加州がいて、やっぱり活躍してくれています。でもひとつ問題があって、夜寝ていると必ず布団に潜り込んでくるんです。これってどこの加州もするんですか?審神者の性別は関係ないですか?今は追い出してますが、そのたび説得して帰すので寝不足で、そろそろ疲れてきました。これ俺の操ヤバいですか?どうしたらいいですか?同じ加州清光の話が聞きたいのでよろしくお願いします』……だそうだ。これはまた、何やら切実なメールだな。同じ清光としてどうだ?」

清「え〜、俺は……あ、いや、何回か一緒に寝てもらったことあるけど、でも俺は勝手に布団に入ったりしねーよ!そいつ甘やかしたり、なんか勘違いさせたりしたんじゃねーの?」

薬「男同士ってのは?」

清「んー、それはあんまり関係ない。結局刀って男社会にあったもんだし」

薬「まあな……」

清「薬研とこの加州清光は?」

薬「うちの本丸では大将の周りは短刀ばかりだな。例外は蛍丸ぐらいか。だから清光はあまり近づけないみたいだ」

清「それ多分違う意味でやばいやつだよ、大将がやばいやつ」

薬「そうか?いい大将だぜ」

清「お前にかかったらどんなやつでも『いい大将』になっちまう」

薬「で、このメールに何かアドバイスは?」

清「ん〜、誰か他のやつと寝たら?加州清光追い出せるようなやつ」

薬「それは解決になるのか……?ちょっと心配だが、大将の健闘を祈ってるぜ」



(中略)



薬「じゃあいくぞ」

清「よっしゃこい!」

薬「せーのっ」

 「「にーらめっこしーましょ、わーらうーとまーけよ、あっぷっぷ!」」

清「ブハァッwww」

薬「かーった勝ったァ」

清「それ蛍丸ッ、てか、wwwないwwwその顔はwww」

薬「なかなかだろう?」

清「ラジオだからってお前さwww駄目だろあの顔はwww」

薬「今週の『負けた方が変顔さらすにらめっこ』も俺っちの勝利!俺っちを負かせて変顔さらさせてやるって自信のある刀剣の挑戦、いつでも待ってるぜ」

清「くっそ〜!」

薬「ちなみに清光の変顔チェキは番組終了後にホームページに公開されるから楽しみにしててくれ」

清「あ〜!嫌だ〜!乗せられた〜!」

薬「さて最後は石切丸さんに聞いてきた、なんちゃって占いのコーナーだ。今日は血液型だな」

清「このコーナー当たるの?」

薬「石切丸はお遊びだから出任せだって言ってるぜ。でもメール見てると当たったって話はよくあるみたいだ」

清「ふーん」

薬「まあ実は石切丸じゃないときすらあるんだけどな。あ、今日は石切丸だぜ」

清「適当だな〜」

薬「正座や干支のときは抜粋になっちまうが、今日は血液型だからみんな読めそうだな。まずA型の大将!恋愛運急上昇だってよ。ラッキースポットは安土!そこで出会いがあんのかな?お次はB型の大将。刀装作るなら今!運気が高まってるから特上チャンスだってよ。でも出陣はいまいちらしいぜ、気をつけてな。それからO型の大将。うっかりミスに気をつけな。それさえなければ、全体的に問題ないってよ。ラッキー刀剣は石切丸。任せろって言ってたけど、これっていない本丸はどうすんだ?まあ代わりに俺っちで我慢してくれ。最後はAB型の大将。いつもとちょっと違うやり方を試してみれば?だとさ。新鮮な気持ちでいると新しいものを見つけやすいらしいぜ。試しに隊長を俺にしてみるなんてのはどうだ?柄まで通すぜ」

清「俺もおすすめだよ!」

薬「そんなわけで、俺っちのおしゃべりも終わりの時間だ」

清「あっという間なんだな」

薬「でももういい子は寝る時間だからな。ラジオを聞いてる間に大将たちもおやすみの用意はできただろ?楽しい時間はおしまいだ。今週の『薬研ニキの柄まで通さnight』、本日のゲストは」

清「加州清光!」

薬「お相手は薬研籐四郎でお送りしました。おやすみ大将、また明日」
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